御幸公園

御幸公園 川崎市の庭園・公園
御幸公園

 御幸公園。読み方は「みゆきこうえん」になります。女の子の名前みたいでかわいい響きですが、由緒ある名前なんですよ。

 前回の根岸森林公園の散歩が気持ち良過ぎたので、2022年3月上旬に続けざまに公園散歩してきました。この公園は川崎市幸区にあります。

 今回も感染予防対策をしっかり行いながら、JR南武線・鹿島田駅から写真散歩しながら行って参りました。世の中は徐々に感染者が減りつつありますが、まだまだ感染者は多く出ていますので「感染させない」「感染しない」という心構えが大事ですね。

 御幸公園は多摩川の近くにあり、最寄り駅からは結構歩きます。御幸公園は初めて行きましたが、その途中も楽しい散歩・調べて面白い散歩(楽しくて面白いと感じるのは自分だけかもしれませんが。。。)になりました。

 カメラ持って歩くのは楽しいです。私にとってはストレス発散になりますし、良い運動になります(笑)

御幸公園について

御幸公園案内図
御幸公園案内図

御幸公園の基本情報

名称御幸公園
住所川崎区幸区東古市場1
休園日年中無休
駐車場あり
見所梅林、多摩川交流センター、古市場の渡し
併設施設野球場

公園の敷地の半分近くは野球場ですね。公園の約1/4程が梅林という構成ですが、公園内でランニングを楽しむ淑女たちや、ボール遊びをする近所の親子などがいらっしゃいました。

この地域には、かつて小向梅林と呼ばれ明治天皇が行幸するほどの観梅の名所であったとされています。そんな梅林を地域の方々と復活させ、市民の憩いの場としたい。そんな思いが御幸公園の梅林には込められているらしいです。

御幸公園へのアクセス

交通手段合計所要時間
 徒歩の場合(パターン1)
東急矢口渡駅より徒歩18分
多摩川大橋を渡ってくる経路
東急矢口渡駅より18分
 徒歩の場合(パターン2)
JR南武線鹿島田駅より徒歩約21分
古市場コミュニケーション道路を通ってくる経路
鹿島田駅より21分
 バス使用の場合(パターン1)
JR川崎駅ラゾーナ広場より
 川73系統・上平間行き
 川74系統・上平間行き
 反01系統・五反田行き
のいずれかに乗車し、「御幸公園前」バス停下車・徒歩1分
川崎駅より14分
 バス使用の場合(パターン2)
JR五反田駅より
 反01系統・川崎駅ラゾーナ広場行き
に乗車し、「御幸公園前」バス停下車・徒歩1分
五反田駅より36分

 この公園が目的地であれば、川崎駅からバスを利用するのが良いと思います。どこの駅からも遠いのです。駅から歩くのであれば、川崎駅よりも、鹿島田駅や矢口渡駅からが良いと思います。

 私は歩くのが好きですので、鹿島田駅からブラブラ写真散歩を迷わず選択でした(^^)/

御幸公園散歩写真

 今回は、カメラはFUJIFILMのX-T30にM42マウントのオールドレンズを装着したセットと、スマホpixel5a(5G)で写真を撮ってきました。

鹿島田駅~古市場コミュニティー道路の写真

鹿島田駅
鹿島田駅

 最近、高層マンションが立ち並び、武蔵小杉とまではいきませんが乗降客増加が止まらない鹿島田駅。何年か前から南武線には快速が走るようになりましたが、鹿島田駅にも止まります。

 横須賀線新川崎駅も歩ける範囲になります。何ならJR武蔵小杉駅の南武線と横須賀線の乗り換えより近いと思います。鹿島田駅から新川崎駅の間は屋根もかかっているので雨でも使いやすいと思います。

本当の贅沢
本当の贅沢

 鹿島田駅から多摩川方面へ向かって歩いていると、右手3~4分の道路沿いにこの高級食パン店「本当の贅沢」が現れます。

 私はまだ買ったことはありませんが、パンを持ち運ぶ紙袋に、店頭に描かれているこの女性の絵が描かれていて、袋自体もピンクなので、男性が持っているとちょっと気恥ずかしいと思います。

 このパン屋さんの存在を知らない方からは白い目で見られるかもしれませんね。。。ちょっと考えすぎですね(汗)。。。

 ご存じの方もいるかもしれませんが、高級食パンの仕掛け人「岸本拓也」が手掛けたパン屋さんで、川崎市内では4店舗目らしいです。

 川崎には他に、元住吉「ここに決めた」・溝の口「どんだけ自己中」・生田「スターの昼寝」があるそうです。我が家は高級食パンといえば銀座「に志かわ」推しです。でも、はやく食べ切らないといけないので、買うのをためらいますね。

 そんなこんなで、しばらく多摩川方面に向かって歩き府中街道を渡ってすぐに古市場コミュニティ道路と交差します。

 この道をたどっていくと、御幸公園のすぐ近くまで行けるのですが。。。

コミュニティー道路案内図
コミュニティー道路案内図

 以前から、この道は気になっていました。

 地図で見ると、半円形に公園のような道路がつながっているんです。ど~みても匂う訳ですよ。私は路上観察師やブラタモリにちょっと憧れはありますが、そんなに地形や歴史に詳しくはありません。

 でもどうでしょう。上の写真の地図をみてみると人工的な感じしませんか?しますよね~。するでしょ~。でも、田園調布みたいに駅を中心に開発が進んだわけでもなさそうですしね。

 そこで私が立てた推論は、以下の2点です。

1.南武線は砂利運搬の為に敷設された南部鉄道が前身で、矢向駅から多摩川まで支線が走っていた(現在は緑地として整備されている)。鹿島田駅あたりからも支線が伸びていたのではないか?

2.川崎と横浜の多摩川と鶴見川に挟まれたエリアには、江戸時代初期に二ヶ領用水という水路が張り巡らされていた。市内には、暗渠となっている場所や、人が1人やっと通れるような細い道が数多く存在する。よってこの道も二ヶ領用水の暗渠か、その名残りなのではないか?

皆さんはどう思います?どうでもいい?どうもすいません。

答えは全然、違いました。あはは。。。ヒントは下の2枚の写真です。

古市場コミュニティ道路の段差
古市場コミュニティ道路の段差
古市場コミュニティ道路の段差2
古市場コミュニティ道路の段差2

分かりました?

 写真では分かりにくいかもしれませんが、古市場コミュニティ道路を多摩川に向かって進んでいくと、進行方向の右側がしばらく高台になっているんでよよ。1m程度の段差ですけどね。

 逆を言うと、古市場コミュニティ道路が一段低い。ブラタモリの見過ぎかも知れませんが。。。これって河岸段丘?なのではないでしょうか。ということは川が流れていたということ?

 でも、この辺で多摩川に流れ込むような川は地図上では見当たりません。そこで図書館などで色々調べていると分かりました!

 この河岸段丘?っぽい段差は多摩川によるものだったのです!昔の多摩川は大洪水で氾濫する度に流路が変わっていたそうです。

 このあたりも川が蛇行していましたが氾濫して流路が変わった結果、今の流路に落ち着いたんですね。現在の半円を描くようにつくられた古市場コミュニティ道路は、多摩川の流路跡ということなんです。

 ですので、このあたりは古市場という地名ですが、昔は荏原郡(今の大田区など)に属していたんです。多摩川の北側だったんですね。

 そして多摩川が流れを変えたことで川の南側になってしまった為、橘樹郡(今の川崎市など)に編入させられたらしいです。

 多摩川の右岸・左岸には似たような話があります。

 有名な地名では等々力というのがあります。等々力渓谷は左岸(東京都世田谷区)で、等々力競技場は右岸(川崎市)に分かれています。つまり、等々力という土地をぶった切るように、ど真ん中を多摩川が流れるようになってしまった為に離ればなれになってしまったということなんですよね。

いや~すっきりしました。

地形や歴史って面白いです。

 

天満天神社

天満天神社
天満天神社

古市場コミュニケーション道路を進んでいくと、バスが通る通り(名前が分かりません。。。)と交差します。その角に天満天神社があります。コジンマリとした境内ですが、地元の方と思われる参拝者の方々がちらほらいらしていましたので、地元の方々に愛されている神社であることが分かります。

多摩川沿いの写真

 古市場コミュニケーション道路をさらに進んでいくと、ポンプ施設が見えてきます。この古市場ポンプ場が現れたら、多摩川河川敷まで間もなくです。

横断歩道
横断歩道
9kmポスト
9kmポスト

 横断歩道を渡り堤防の上に登ると、多摩川9kポスト付近に出ます。ここから下流にもう少し歩けば多摩川交流センター御幸公園にたどり着きます。

多摩川河川敷
多摩川河川敷

河川敷の解放感は気持ち良いです!写真の中で大きく見えるビルは川崎総合科学高校になります。その近くに御幸公園があります。堤防の上をのんびり歩きながら御幸公園方面へ向かいます。

多摩川交流センター

 多摩川交流センターの裏側が御幸公園になります。このセンターは河川敷の川崎リバーサイドパーク(ゴルフ場)の受付があり、トイレ・更衣室・喫茶店が併設されていて多摩川沿いをサイクリング・ランニング・散歩をする方々の休憩場所ともなっています。私もトイレを拝借しました(^^)/

御幸公園の梅の写真

 多くの梅の木が植林されていますが、植えてまだ年月が経っていない様子の木々が多いようで、小さくてかわいい梅の木が多いです。この木々たちが育てば見ごたえのある梅林になるでしょうね。また、期間限定で立ち入り禁止の柵も取り払われるようですので、その期間をチェックしてから再訪したいです。

御幸公園の梅たちは、若い木が多く背丈も小さいので、かわいいです。時期的には少し過ぎていたようですが、まだまだ楽しむことはできました。

ご覧頂きありがとうございました。